RICOH ハイカラ−35S

ぜんまい巻き上げのフルサイズ35mmカメラ

特徴はやはりぜんまい巻き上げであろう。オ−トハ−フで培った技術をフルサイズに利用したもの。
その他としては、露出計の受光体をセレンではなくてCDSを採用している事である。
レンズは35mmF2.8、最短撮影距離1m。距離計は省かれて目測式である。
シャッタ−速度優先EEであり、ファインダ−は実像式であるが、これが見ずらい(笑)。
シャッタ−は1/30秒〜1/300秒までである。
こうしてみると、これといった特徴も無いカメラであるが、ぜんまいをめいっぱい巻くと15枚くらい自動巻き上げとなるのでスナップには速写性があっていいと思う。ただしぜんまい巻き上げの音がうるさいのがたまに傷というところ。

みのかんのハイカラ−


2年前にジャンクをつかまされて、そのまま部品取り用にしていたが、半年前にヤフオクでジャンクを500円で手に入れ、2台合体のニコイチカメラとしたわけである。
このカメラを猫の眼の会長さんに見せたら「なんだこりゃ、オ−トハ−フそっくりじゃねぇか!」と言って笑っていた。それはそうである。同じリコ-だしぜんまい巻き上げなのでどうしても似てくる。
なかなかよく写るカメラである。リコ−のレンズははずれが無いというジンクスはここでもあてはまる。

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